こんにちは、
横浜モンテッソーリ子育て研究会の大高です。

やっと、2021年度のオンラインモンテッソーリ幼児教室の
カリキュラム案が完成しました!

2020年5月からこれまで9か月、
オンラインでモンテッソーリレッスンをしてきて、

うまくいっているところと、
不十分だと感じるところが見えてきました。

うまくいっていない点は、

私がお仕事を準備・提案して、
子どもがお仕事(活動)をやるという、

一般的な幼児教室のスタイルになっている点です。

オンラインでも、対面の幼児教室と同じように
子どもたちが活動できていることに、
多くのママたちには、喜んでいただけているのですが、

子どもが、自由にお仕事を選べる環境ではないので
どうしても、受け身なレッスンになってしまうところが
私としては、気になっていました。

やはり、モンテッソーリ教育で大切にしている
主体性、自主性を、もっと大事にしたい。

そのような考えから、どうすれば
オンラインでも、それが実現できるのか?を試行錯誤した結果、
新しいスタイルで運営する方法を思いつきました!

新しい運営方法の背景には、2020年から小学校ですでに始まっている
「アクティブ・ラーニング」の考え方があります。

上記画像は、文部科学省の下記ページより引用しています。
詳しくは、「平成29・30年改訂学習指導要領のくわしい内容:文部科学省」をご覧ください。

アクティブ・ラーニングとは

アクティブ・ラーニングとは、
主体的で対話的な深い学びであることです。

子ども自身が、課題に主体的に取り組み、
他の人との対話を通じて、より理解を深める
そんな授業であることを、大切にしています。

これって、モンテッソーリ教育にも
すごく近いものがありますよね。

モンテッソーリ教育は、子ども自身が、主体的に
どのお仕事をやるのか?を決めますし、

自分で決めたからこそ、できるまで試行錯誤しながら
お仕事に取り組み、理解を深めていきますよね。

モンテッソーリ教育のお仕事の多くは、個人活動ではありますが、
モンテッソーリ園では、複数で行うお仕事もあります。

例えば、金ビーズを使った、たし算、ひき算などの活動や、
何人かで対話をしながら、感覚教具の発展活動を楽しむ姿もあります。

おうちでモンテッソーリ教育を実践する際には
対話する相手は、親、になるため
ママたちに負担をかけるのは悪いかな・・・と今までは思っていましたが、

やはり、おうちモンテ環境を充実させること
コンセプトにしている幼児教室なので、

ママたちのご負担は増えるかもしれませんが、
アクティブ・ラーニングの考え方を取り入れた
新しい運営スタイルへの移行を決定いたしました。

「コミュ力の高い子」にするために

「コミュ力の高い子」にするためには、1歳からの親の関わりが重要です。

私自身、心理カウンセラーとして
たくさんの大人の方々とお話をしてきて
日本人は、自分の気持ち、考えを表現するのが苦手だということを
痛感していました。

その理由は、自分の考えを発表する場が
家庭でも、学校でもなかったから。

だから、カウンセリングでは、
たくさん質問することで、たくさん考えていただき、
自分の気持ちや考えを言葉にするお手伝いをしています。

子育ての中では、娘には、自分の気持ちや考えを
的確に表現できる子になってほしい、と思っていたので

子どもが言葉を理解し始める2歳ごろから感情のラベリングや、
状況を描写する言葉、自分の気持ちの伝え方(Iコミュニケーション)などを
意識的に行ってきました。


現在、小学校2年生になった娘は、話すのが好きで、
私と夫の大人の会話にも、「私は、こうしたらいいと思う」
と自分の意見をはっきり言うようになりました。

2021年度のオンラインモンテッソーリ幼児教室では、
親子の対話を促す課題を、毎月ご提案し、
オンラインレッスンで、お子さん自身に、
課題について、発表していただく時間を予定しています。

2021年度のオンラインモンテッソーリ幼児教室の受付は
3月15日を予定しています。

ご入会をご希望の方は、下記より3/15の無料体験レッスン
お申込みくださいね。

▼3/15(月)折って切って貼って作る!春のおうちモンテレッスン
http://ouchidelesson.com/2021/03/01/onlinefesta03/