こんにちは、
横浜モンテッソーリ子育て研究会の大高です。

昨日、おうちモンテコミュニティのメンバー向けの
動画を撮りました。

テーマは「親子の絆が強くなる!ほめ方、叱り方」

動画の中で、詳しくご説明しましたが、叱るって、
「〇〇しちゃダメでしょ!」と言うものではないです。

ほめ方、叱り方を考える時には、
親子の絆が強くなるコミュニケーションを目標にするといいです。

なぜなら、親子のコミュニケーションの目的は
子どもに愛を伝えるためにあるからです。

では、そのことを、具体例から考えてみましょう。

子どもが駄々をこねたとき、どう声かけする?

例えば、スーパーで子どもがお菓子を欲しいと
駄々をこねている時、あなたはどんな風に声をかけますか

「今日は、買わないって言ったでしょ!」
と大声で叱りつけますか?

「今日は、買わないって言ったよね」
と優しく、説得しますか?

ちなみに、この2つの会話の目的は、
『お菓子を買わずにスーパーを出ること』になっていますね。

では、会話の目的を
『親子の絆を強くするため』と考えると、
どんな言葉が浮かびますか?

答えは、いろいろありますが、
私の考えを、紹介させていただきますね。

「そっか、お菓子を見ちゃったらお菓子を欲しくなっちゃんだね。
確かに、美味しそうだものね。食べたくなっちゃうよね。

今日は、お菓子を買わないって〇〇ちゃんと約束したから、
ママ、お菓子を買えないんだ。ごめんね。」

このように、子どもへの愛情、この場合は、共感を表現しながら、
ありのままの自分の気持ちを言葉にする方が、
親子の絆が強くなりそうだと感じませんか?

親子のコミュニケーションの目的は
子どもに愛を伝えるため、です。

そのことを、一番大事に考えてみると
普段しているコミュニケーションは

子どもとの仲が悪くなるコミュニケーションが多い
ということに、気づくだろうと思います。

ちなみに、子どものコミュニケーションパターンは、
家庭で作られるものなので、

もし、あなたが今、よくないコミュニケーションパターンを
身に着けているとしたら、
それは、親から間違った学びを継承してしまった、というだけです。

だから、「私はダメな母親だ。」と自分を責めるのではなく、
ただ、間違いを訂正しよう!とするだけで、大丈夫です。

(私も、親から学んだNGコミュニケーションを訂正したので
子どもとは、ラブラブカップルのように仲良しです。)

そうすれば、あなたのお子さんは、
コミュニケーション能力が高い大人になることができますよ!